2014年6月アーカイブ

錦織選手がウィンブルドンベスト16入り
しましたね!
世界と戦うには、これだけ心身ともに
タフになる必要があるんですね。。

さて、前回のブログの続きですが。。
身体作りを進めるに当たって、
誰に何を、どこまで任せればいいのか。

一つ、効果が出にくい例を挙げます。

選手:「コーチ!近所に良いジムがある
んですけど、通っても良いですか?」
コーチ:「トレーニングするのは良い事だ!
頑張れよ!!」
(ジムにて)
トレーナー:「僕はテニスは判らないけど、
選手達はみんなこのメニューをやってるよ!」
選手:「わかりました!(このメニューを
やれば強くなれる!)」

。。。だいたいこういうパターンは効果がでるか
どうか微妙な所です。
選手はモチベーションがあるし、コーチも
トレーナーも、選手のことを思って懸命に
なっているのに。。

下の図は、医療業界で少し前まで形になっていた
「チーム医療」の図ですが、
img_team.gif

この構図を「効果が出にくい例」に置き換えると
判りやすいです。
みんな患者さん(=選手)に一生懸命だけど、
それぞれで連携がとれていない。。


では、理想の形とはどうでしょう?

コーチ:「○○選手の、フォアの威力を高めたい
と思ってる!
トレーナー:「このトレーニングをすれば、
下半身の踏み込みの力が強くなるから、
全身を使ってフォアを打つ事が出来るように
なりますよ!
選手:「わかりました!(このトレーニング
をすれば、全身を使ってフォアを打てるように
なるんだ!)」

これなら、それぞれの意識がリンクしていて、
統一性を持って選手にアプローチできます。
最近の「チーム医療」の構図は下のように
なっていますが、
mosiki.gif
この図の考え方に似てるでしょう。
それぞれに専門性がありながら、共通意識を
もって進める事で統一感が生まれ、選手も
混乱せず身体作りを進めることが出来ます。

エナジーは、この形に近づけるべく活動して
います。

ところで、理学療法士は何をする人なの。。?
それは次回、お話しします。

今日の写真/なし。。





キミレンコ!全中予選1位通過、おめでとう!


エナジーのブログとリンクさせて読んで
いただければと思います。

身体作り。。
「みんな必要と判っているけど、
   何から始めたらいいか判らない」
これは「あるある」です。

そして大事なのは、コーチがトレーナーと
どう連携すれば良いか?
どこまでお互いの立場を尊重しつつ
専門家としての意見を出し合うか。。
トレーナーと理学療法士の違いは何なのか?
この辺がハッキリしないと、誰に何をどこまで
任せれば良いのか判らないので、非常に重要な
事なんですが。。

実はこれ、コーチやトレーナー・理学療法士も
よくわかっていない(というより、誤解
しやすい。または浸透していない地域が多い)
のが、多くの現場の現状なんです。
※テニスの場合です。
発達してる他の競技は、立ち位置が明確です。

この辺の立ち位置について、僕の視点も交えて
ですが、次回以降お伝えできればと思います。

今日の写真/山本トレーナーのトレー二ング
IMG_1906.jpg

山本トレーナーのストレングスはすごい。。
なんかもう、デモンストレーションから
動きが違うでしょ!
アレはマネできない。。
まねしようとしましたが、間違ってるのか
ジュニア達に鼻で笑われました(笑)



エナジーのブログで白川コーチが言われて
いますが、「世界に挑戦しよう!」
ラーメン屋会議でもその話しをしました。

意識しなければ、「世界」という気持ちは
出てこないと思います。
僕も選手時代に世界を意識したことは
全くなかったですし。。
だからこそ、この分野では僕も本気で
「世界を目指したい」と思っています。

白川コーチや、ナショナルの中山コーチ、
キミレンコ・ご両親など、世界に挑戦している
人達と関わり見え始めたことは、

選手に関わる全ての人が同じ意識を持って、
全員で課題を共有して取り組む事
これが世界を目指すのに絶対必要なんです。

なので、選手達が挑戦しようと思うのなら、
協力は惜しみません!
休みもいらないと思ってるし、24時間体制で
相談も受け付けます!

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

吉田松陰の教えです
(エナジー諸君!この人知ってる?)

僕も、選手達と一緒に挑戦する立場です!
常に勉強して一緒に成長していこう!

今日の写真/夢の舞台
IMG_1893.jpg





7月のエナジー来校日はブログにアップ
して頂いていますが、7月〜9月は主要大会が
多く、予定が変更になるかも知れません。

※エナジー、高校テニス部、そして大学水泳と
病院業務外で行っていますが、
「こっちが忙しくなったからあっちには
             いけません!」
という訳にはいかず、しかし7月〜9月の
主要大会の予定が未定なことで、こちらの
予定も少し流動的になってしまいます。。


変更は、決定した時点でコーチを通して
連絡しますが、お手数をおかけしてしまい、
すみません。
原則、週に一回以上は伺えるように
調整します。
※雨よ、降らないでくれ。。

ちなみに、主要大会は時間が許す限り、見に
行きますので、よろしくお願いします。




僕が理学療法士としてエナジーに戻ったとき、
一番知りたかったことは
「今のテニスはどうなっているのか?」
ということでした。

僕が引退してから時間が経っていたので、
さぞ今のジュニアテニスは、自分の時より
考え方が進化しているんだろう!と思い
エナジーに行ったのですが、
白川コーチに
「今も昔も変わってないよ!
進化したのは用具だけや!」
と言われました。

「昔とやってること一緒やろ?」
。。。確かに。
昔やったスペインドリル
昔教えてもらった「システム5」
昔言われ続けた「カンビオ!(横向け!)」
昔入った水入りポリバケツ
。。。いやポリバケツは無い(笑)

エナジーメンバーやビジターで来られている方!
昔(といっても10年ちょい前ですが)、
どんな練習をしていたか気になりますか?
何も変わっていません。

つまり一人ひとりが課題を知り、
それに向かって個人が取り組むのみ!
古い、新しいではありません。

ただ用具の進化によって、例えばグリーン
ボールなどの登場で、昔やりたくても
出来なかった低年齢の戦術練習が可能に
なっている。。
「指導法は変わらない。変わったのは用具だけ」
とは、そういうことです。

トレーニングやケアも同じです。
「選手本人が、脊柱が伸びる感じを体感して
ほしい!」と願う理学療法士たちによって、
ストレッチポールが完成しました。

自分を知り、やるべき事をやる
これは昔も今も変わっていません。
成長する為に必要なことです

古い・新しいではなくて、自分を知るための
努力を積み重ねていけるといいですね。

今日の写真/みんな大好きかまぼこ
IMG_1829.jpg

この形状、大きさ、素材
全てに意味があります。
これでないと出来ないことが
たくさんあるんです。



医学は日々進化しています。

「最先端の医学!」と言えばかっこいいですが、
それは今まで判らなかった領域がわかるように
なったという話しで。。

では、身体作りで「最先端」とは?
白川コーチもブログでよく書かれています。
エナジーの練習内容は「普通」だと。
○○ステップは古い?○○打法が新しい?
何が良いかは選手(素材)によって変わるので
新しい、古いという見方ではそもそもない。と。

身体に関しても同じです。
人間の骨格は、ここ何百年も大きく
変わっていません。
つまり「骨格に忠実な動き」は、古い・新しい
というものではありません。

僕が選手に伝える身体作り・動き作りも
「骨格に自然な動き=普通のこと」
しか伝えていません。
とくに、
・腰を回す
・膝を回す
これは絶対あり得ません。
どっちも回る関節ではありませんので。

夏休み、7月の地獄の総当たりでは、
僕も伺って、選手の相談コーナーを開きたいと
思います。
「自分の骨格」を知って
「自然な動きは何か?」
理解してもらえれば、と思います。

今日の写真/とある器具
名称未設定.png

水泳界では有名です。
近々エナジーにも導入予定ですよ!
自分で筋膜リリースができる優れもの。。
青色は「ソフトタイプ」で柔らかく
紫色は「ノーマルタイプ」硬いです。
マッサージしたら
「あ"あ"あ"〜〜〜〜」
ってなります。
下手なトレーナーのマッサージより
疲労とれますよ(笑)






今日は某大学水泳部の試合に帯同してきました。

僕が学生の頃からお世話になっているところで、
今も主要な大会や人手が必要な時はサポート
させて頂いています。

水泳はテニス選手と身体の特徴が全然ちがう!
そして、水泳の現場は、理学療法士や
トレーナーが、各団体に一人以上は試合に
帯同することが当たり前です。
IMG_0886.JPG

IMG_0883.jpg

上のは去年のインカレ(大学の全国大会)の
時のものですが、各学校がマッサージ台を持参
して選手のマッサージやケアに当たっています。
(大会側が用意する「トレーナー室」
とは別です)

テニスでいうと、「靭」の会場で、マッサージ
ベッドを出して、トレーナーがケアしている
ようなもんです。


そして大会中は。。
IMG_0893.jpg

朝から晩までいや、夕食後も翌日のレースに
備えて、ずーっと選手のマッサージして
回るので、大忙しです。。
※人手が足りない時は、マネージャーさんも手伝ってくれるんです。。

それだけ、水泳選手達は身体のケアに敏感です。
マッサージするときも、
「今日は肩甲骨の重さだけ取って
もらえますか?」
「背中中心に、全身お願いします!」など
選手の主張は具体的です。
身体がタイムに直結するから死活問題なんですね。


そして、エナジーで強化体制にある「栄養」も
IMG_0884.jpg

水泳では、こんなお弁当が支給されます!
色々あるんですが、多めの炭水化物と
標準的なタンパク質、その他バランスのとれた
献立です。

こういう体制が「当たり前」なんですよね。。
テニスの試合でマッサージベッドなんか
持っていったら物珍しげに見られますが。。
多くの他の競技では、それが「当たり前」です。

エナジーメンバーやビジターの方には、身体の
重要性が浸透していますが、この分野はもっと
広くに浸透していくことと思います。

おまけの写真/陸上競技の現場
IMG_1881.jpg

水泳の会場のすぐ隣で、高校陸上の近畿大会?
をやっていました。
ここでも、
IMG_1882.jpg
大体どの学校でも、身体のケアの体制が
敷かれていました。
中にはアイシングのため?ポリバケツに
水を張っているチームも。。
(昔エナジーでもやってた覚えが。。笑)




「トレーニングをオンコートの動作に繋げるには」
シリーズは、今回が最後です。

トレーニングで出来るようになった動きを
オンコートで可能か確認していく

この作業が必要なんですが、この確認作業は
動作を診るトレーナー(エナジーの場合は僕)が
行わなければいけません。

つまりオンコートでは、本人の身体への感覚は
無意識なので、変わっているか?変わってないか?
わからないことが多いからです。
※「違和感がある」と自覚している動作を直す時は、本人が
自覚できることもありますが。。

そして、その確認〜トレーニングの更新〜確認
の繰り返しは、およそ2週間のスパンで行うのが
スタンダードだと、僕は考えています。

理由は、一つは選手が同じトレーニングを継続して
身体の変化が感じやすくなる時間であること
もう一つは、もし動作を間違っていたときに
修正がしやすい期間であることです。

メニューを伝えて一ヶ月後確認したら、
全然違うやり方でやっていた。。
しかも間違ったやり方がパターン化していた
なんて状態になると、修正に時間がかかる
ことが多いので。。

ですので、主にビジターメンバーの方になりますが、
2週間を一つの目安として、確認(メニュー更新)を
進めていければと考えています。



トレーニングをオンコートの動作に繋げるには3
もう少し待って下さい。。

病院勤務帰りに色々作業してたら、もうこんな時間。。
いつの間にか夜行性になってます。
半分寝ながらエナジーのブログを見たら、
マリリンが明日の昼に出発するとの事で急遽更新。。


マリリン!いってらっしゃい!
しっかり勉強してくるんやで!
絶対に良い経験になるはずだから!


って言ってみましたが、僕もナショナルの合宿や
世界のテニスを実際に体験したことがないので、
マリリンやキミレンコがそういう経験ができて
嬉しい!し、元選手として「すごいな、
頑張ってるな」と純粋に思います。
当時の僕なんて、彼女らに比べると甘々でしたから。。
※コーチに「モジモジ君」と言われてました(笑)


以前ナショナルの中山コーチとキミレンコのことで
ディスカッションした時(連携・・・)も、
世界を知っている人はすごいな、と思いました。
選手、スタッフ、設備などなど
全てが高い意識と専門性を持っていて、閉鎖的にならずに
一人の選手のために、しっかり連携し合っている。
そんなイメージを持ちました。

なんにせよ、大きくなってNTCから帰ってきて下さい。
間違えてTDRに行かないように(笑)





トレーニングで「身体の使い方」を意識して
オンコートでは「身体以外のこと」を意識する

ある意味当然の事だと思います。
なので、トレーニングで鍛えた部分がいきなり
オンコートで使えるようになる訳ではありません。
その間に「鍛えた所を、動きの中で無意識に使う」
トレーニングを挟まないといけません。

例えば、肩のある筋が弱い選手がいたとします。
その筋はサーブで必ず必要な筋なので、その選手が
サーブを打つと、どう頑張ってもイビツな動作に
なります。
この動作を変えていくとき、

①肩の筋力の強化
②強化した筋肉を使って、その選手にとって良い動きで
シャドーができるか?
③ラケットを持ってボールとの距離感、軌道などを
意識しても、②の動きができているか?
④戦略、メンタルコントロールや状況の違い等、
ゲーム特有の要素が混ざった中でも②の動きができるか?

のプロセスを踏んでいくのですが、
※シンプルな言い回しを選んでいます。実際はもう少し
段階を踏む必要があります。

重要なのは②→③のシフトで、意識が「身体の使い方」
から「身体以外の部分」に変わります
オンコートに向けた意識に変えたとき、
動きがどう変わるのか?
②の動きが無意識でできているか?

ここが重要で、これが無意識に出来るようになる
ことで、動作が変わっていきます。
ただ、この部分は本人の感覚では無意識なので、
理学療法士が見抜くことが必要です。

ちなみにこのプロセスは、僕独自の理論ではなく、
理学療法士が選手(または患者様)を診るときに
スタンダードに行うプロセスです。

「ただ弱い筋を鍛えれば良い」というわけでは
ないので、道のりは長く感じるかもしれませんが。。
動作を完成させるには、このプロセスが必要です。

続きは次回に。。。





ビジターの方も、僕が頻繁に見れない中で
トレーニングを継続して下さっているので、
今やっているトレーニングをテニスの動作に
どうやって繋げていくか?について
深めていただければと思います。


トレーニングには「意識」がつきものです。
「ここに力が入る感じが〜〜」とか
「ここが伸びる感じで〜〜」みたいな。
これは機能的に足りない部分を補う
(もしくは長所を伸ばす)ための意識です。

ただし考えないといけないのは、
オンコートで選手達が普段、何を意識するのか?
ということです。
まさか「腕をこうして、脚をこうして・・・」
といちいち考える選手はいないでしょう。

試合では配球や戦術面、もしくはメンタルコントロール
練習でもラリーの時はボールの軌道をイメージしたり
ラケットのタッチを意識したり。。
基本的には「身体以外のこと」に注意を向けることが多いです。

トレーニングでは「身体の使い方」を意識して
オンコートでは「身体以外のこと」を意識する

これじゃトレーニングの意味がないじゃん!
となるわけですが、これを直結させるために
メニューを更新していくんです。
間には色んなプロセスがあるんですが。。

長くなるので、次回に書きたいと思います。

今日の写真/勉強会の一枚
スクリーンショット 2014-06-17 21.23.43.png

自分の動きを自分で分析するために
撮ってもらいました。
こういう趣味がある訳では
断じてありません(笑)
顔が全部写るのはちょっと。。と
思って編集したら、
うん、まるで犯罪者のようである(笑)




今日は和歌山!
今日も遠くから来ていただきました。

その中に、親御さんで栄養士の方が
いらっしゃったのですが!
色々と栄養の小ネタを教えてもらったり、
「この本オススメですよ!」と、紹介して
いただいたりしました。

栄養ってめっちゃ大事なんですよ。。
とか言うほど僕自身、理解できてないんですけど。

栄養は大事でしょ〜〜!ってみんな判ってるけど、
何をどうしたら良いか判らないのが多くの現状という。。
身体作りと同じですね。
こういう専門分野が広がっていって、連携し合えたら
良い物が出来ていくんでしょう!
現場に落とし込むには時間がかかると思いますが!
僕も栄養、勉強します!


明日は地獄の総当たりですね。。
僕は病院業務です。
次回7月28日の地獄には伺う予定で、
外部の方からの相談コーナーを設ける予定です。
トレーナー探しをしている方や身体に興味のある方は
ご相談ください。


今日の写真1/スローモーション

スクリーンショット 2014-06-16 0.25.48.png

i phoneで5sだけ、動画でスローモーションが
撮れるんです!!
これがなかなか優れもので、分析に便利です。。
文明の利器ですね。
いつの間にかアルバムが選手の画像と動画でいっぱいに。。

今日の写真2/やっと。。

IMG_1865.jpg

見つかりました(笑)




ある人が言っていました。

日々自分が感じた気付きも
自分で気付いているだけではダメ
自分の声で発信して
何も判らない人でも判るような仕組みを作って
一人でも多くの人に共有してもらうことが大事
それが自分の成長になって、新しい気付きがある
それを繰り返すことで分野が発達していく


ものすごく心に響いた言葉です。
僕の尊敬している人が言っていた事なんですが、
まさしくそうだと思います。

この活動も同じで、理学療法をテニスの現場に
広げることは、あまり前例がありません。
なので誤解を生まないように、大人数に伝えるより
一人一人確実に結果を出す事にこだわっています。

ただそのために、多くの人に共有できるものは作れていません。
地道な活動が必要ですが、いつかは多くの人に共有できる
ものを発信していきたいですね。。
この分野は閉鎖的になってしまってはいけないと思うので。

明日は朝から和歌山に伺います。よろしくお願いします。




思いっきり理学療法ネタですが。。

「ソーシャルブレイン」という言葉をご存知ですか?
近年の脳の研究は凄まじく、今まで判らなかったことが
どんどん解明されている時代です。

しかしその大半は、「何かしている人(本人)の脳」
しか研究されていませんでした。
つまり、競技している人の脳波。。。
あるいは患者さんの脳波。。。

しかし最近は「何かしている人に関わっている人の脳」
も同時に調べられるようになっています。

つまり、競技を「教えている人」の脳波や
患者さんに「説明している人」の脳波など。。

あるデータでは、診療中の内科医の脳波をとり、
真剣に患者さんを治そうと診療した内科医の方が
患者さんの回復が早いという報告があるそうです。

そして、教える(あるいは説明する)側の人と
教えられる(説明される)人の、両方の脳の活性化が
近くなるほど、その後の治療効果や練習の効果が
高くなるのだそう。。

つまり気持ちがある程度シンクロしてないと、
どんな良い治療やトレーニングも効果が半減する
ということです。
これがソーシャルブレイン=「社会脳」です。

トレーニングだって、意味が分かってやってるかどうかで
効果が全然違うはず。。

「空は青い」みたいな当然の話しに聞こえますが。。
意外にもあんまり重視されていません。

「このメニューやったら強なるねん!!
だから意味判らんくてもやっとけ!!」は
理屈では身体機能アップになるかもしれませんが
その後に続かない。。
バイオメカニクスだけでは解決できない問題がここにあります。

運動力学はいわば「理論」
そして脳科学は「感覚」

どちらも使えないと、真に選手に還元できないのでしょう。
僕もまだまだ、日々勉強です。


今日の写真/この柔軟性。。。
IMG_1772.jpg

なんということでしょう(笑)
僕がまねしたら、きっと還らぬ人になってしまう。。
この柔軟性はかなりの武器です。
今度のナショナル合宿に向けて、書面を作成中です。



主にビジターの方へですが、
メールでのご質問は可能な範囲でお答えしていますが、
ご家庭ごとで対応の多少があっては不公平なこともあるので、
できればご質問は一通のメールで一括して頂ければと思います。
繁忙期で返信が滞ってしまうのも申し訳ないので。。


さて、チーちゃん、シショー、クルミン、サキポン
マリリン、キミレンコと。。

常に誰かが試合に行っていて、だんだんシーズンが
始まってきてるのを実感します。。
毎年夏がどんどん暑くなってるような。。

去年のインターハイと全日本ジュニアはホンマに暑くて、
選手は溶けそうに?なりながら試合してましたね。。

暑さもそうですが、身体に何事もなくシーズンを
乗り切ってほしいです
日頃のケアはみんな頑張ってしてくれています。
僕も身体の異常を見逃さないようにチェックしていきますので。。

次回/脳科学について
身体のことばかり書いているので、たまには違う事も。。
理学療法士は脳のことも勉強しないといけないです。。
個人的に面白い!と思った事を書いていきますね。

社会脳.jpg

成長期に筋トレをしても良いか?について、

一昔前(と言っても僕がジュニアの時)は
「背が伸びなくなるから筋トレはダメ!!」
というのが常識でした。

どのクラブでも手足の筋トレはやっておらず
しているのは体幹の「腹筋」と「背筋」。。
う〜ん、これも立派な筋トレですが(笑)

今の知見では、筋肉が鍛えられると同時に
骨も鍛えられるため、筋トレがダメという
わけではないようです。
ただし、筋肉は鍛えると同時にケアをしないと
硬くなっていき、やがて身体に何らかの異常をきたします。
何年もオイル交換せずに、車に乗り続けるようなもんです。



もう一つ、ボディービルダーならただ筋トレすれば良いですが、
テニス選手は、その筋トレがどんな動作に結びつくか?
を考えて行わないといけません。

そのためテニスの動作に一番近い形で行うのが理想です。
ちなみにこれは「特異性の原則」と言われます。

①自分のテニスがどう気になるか?
②どんなテニスを目指していきたいのか?
③その為にどんな動作を獲得すればいいのか?
そして、
④その動作の獲得に必要な筋トレは何か?

と順序立てて考える必要があります。
多くの場合、①〜③を考えずに「筋トレ」をしている。。。
だから「筋トレ」と「テニス」が噛み合ないんです。


話しが飛びましたが、成長期の「筋トレ」は否定しません。
むしろ成長期は筋力バランスが整っていないことが多いので、
「筋トレ」をしない事には動作変えられないと思います。

しかし、その意味を理解しているか?
また鍛える分、ケアしているか?
ケアとはストレッチだけでなく、栄養などなど含めてです。。

冷静に考えると当たり前のことなんですが。。
最新?最先端?に振り回されず、
あくまで「当たり前」の事をしていきたいと思います。


ビジターの方などで、トレーニングを継続して下さる方が増えてきました。

トレーニングやケアの目的や効果は、常に説明することを
心がけていますが、この前相談に上がったのが、
「筋トレはしない方がいいですか?」ということ

一般的には、
「成長期に筋トレしたら、背が伸びんくなるからするな!」
というのが、少し前の考え方でしたが。。

個人的には、「しても良い」と思っています。
ただし一番優先することでもないと思います。
条件?配慮しないといけない点があると言う事なんですが。。

次回以降、その話しを書きますね。。

今日の写真/バイメカからの分析
IMG_1768.jpg

動作をバイオメカニクスからの視点で分析しています。
運動力学は分析する上で必須です。






日曜日は和歌山で選手を診させていただきました。
グリーンサンドはあまり見かけないので新鮮!!

スクリーンショット 2014-06-09 21.26.08.png


ですが、、、
フロリダなどなど、世界ではむしろこっちが
スタンダードで、日本の「砂入り人工芝」は
他国からすると、何じゃこりゃっ!てな感じで。。

選手達は遠くから来ていただき、ビジターの方も
トレーニングやケアを継続して下さる方が増えてきました。


テニスエナジーのブログで白川コーチも書かれていますが。。
選手のどの部分をどう強化したいか?を
コーチと理学療法士、そして選手がリンクしていないと
効果が出ない(実感できない)し、続かない。。

効果を出すことにこだわっているため、全てが
個別対応です。
人の身体もテニスのスタイルも千差万別ですから。
※中には全体共通トレーニングもありますが。。


話しは変わりますが、ある機関がエナジーの選手に
メディカルチェックを行ったそうですが。。
その内容に驚愕しました。
測定方法の疑問も感じますが、、
まず、メディカルチェックは誰の為のものでしょう?
今や後世の選手に還元する為にあるはず。。

本人や現場にフィードバックされず、信頼できる数字でもなく。。
それで「メディカルチェックしました!!」は、
ただの趣味と変わらないでしょう。。。
一医療人として複雑です。

エナジーメンバーには今後、メディカルチェックを行うことを
考えていますが、
何の目的でするか?
各項目にどんな意味があるか?
どうすれば改善できるか?
しっかり説明して行いたいと思います。
またそのデータが妥当性があるものかどうか、
僕一人の考えでなく、医療機関の色々な方に
相談している最中です。

どうせするなら、本物のデータになって、
選手達に還元できるものにしたいので。。
もうしばらく、お待ちください。

今日の写真1/ご満悦のフラワーちゃん
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本人曰く、出来ない事は出来るまでやらないと
気が済まないらしい!
これ、成功の秘訣ですね。

今日の写真2/かまぼこ!

名称未設定.png

ストレッチに良し、トレーニングに良し、
万能用具です。
遠征中の枕にも最適らしい(笑)




ストレッチネタは今回で最後です。


「ストレッチは筋肉を伸ばすためだけに行うのか?
その指標は可動域の広狭でいいのか?」

前に書いたストレッチの効果で
メカニカル説
感覚説
があったと思いますが、
感覚説、つまり
「伸びている感じがする」
「いつもの可動範囲が楽に動かせる」
と実感できるかどうかが、個人的には重要かと思っています。

以前診させてもらっていた競泳の選手で、かなり身体が柔らかい
選手がいました。その選手は、あるストレッチを欠かさず行って
いましたが、

「今日は昨日より抵抗感がない。一昨日と昨日は変わらんかったのに」
と、毎日の状態を記憶していました。

ストレッチは何も、「90°の可動域を100°にするため」だけに
するんではなく、
「90°までの抵抗感の変化を日々感じる」という意味合いもあります。
自分の身体の変化に敏感になる

これが出来る選手はフィジカルの向上が起きやすい選手だと、
日々感じています。

ストレッチ、地味〜〜ですけどね。
自分の身体を24時間管理できるのは、自分だけ。
日々、身体の声をしっかり聴くように意識してみましょう。

明日和歌山に伺います。外部の方含め、よろしくお願いします。

今日の写真/雨の中の高校生
IMG_1717.jpg

先日、高校テニス部に行った時の写真。。
練習中に大雨が降ってきたから、「待機!」

このまま中止になるとタカをくくった高校生たちが
雨の中、キャッチボールでシングルスを始めた(笑)

「余力残したくないんで!!」
ってめっちゃ白熱してる。。
この後雨が止んで練習再開になるとは知らずに。。














引き続きストレッチトークです。

前回書いたストレッチの目安の時間「2分」は、
「筋肉を伸ばす」効果を狙う場合の時間ですが、

ケア(練習の疲労を取る)の目的になると、また少し違ってきます。
ちなみにこの場合、時間は20〜30秒というのが定説です。
これは目的が「血液循環をよくする(疲労物質を洗い流す)」と
いう所からきています。

そしてストレッチでよく言われるのは、
「伸びているのを感じながらやりましょう!」

ごもっともですが、大事なのは
どこが伸びてる感じが良いか?が判っているかどうか

どこが伸びるのがいいかは、選手それぞれによって違います。
選手に個別のストレッチを伝える時は、
「なんの目的でするか」
「どの場所を伸ばす(のを感じる)か」
「どれくらいの時間伸ばすか」

を意識するようにしています。
ただ、選手によっては内容を忘れていることもあると思いますが。。
その時は聞きにきて下さい。
何回でも説明しますからね。

今日の写真/ストレッチ+コアの促通
IMG_1712.JPG

病院では、業務外の時間に勉強会をしています。
先輩が撮ってくれた一枚。。
コアを使いながらストレッチすることを
「コアコントロール」と言います。




日頃からストレッチが大事!と言っていますが。

そもそもストレッチってなんの効果があるの?
筋肉を柔らかくしたい(可動域up)のか、
筋肉の疲れを取りたいのか
で内容は全然かわります。
ちなみに、本当にストレッチの意味を理解している現場を
かなり少ないと思います。

ストレッチのによる柔軟性アップは、
①メカニカル説
②感覚説

京大の市橋先生の講義でよく出てきますね。
つまり本当に筋の柔軟性が高まっている(筋が伸びている)のか、
ストレッチの「痛気持ちいい」感じによって
柔らかくなっている感じがするだけなのか

実際は両方と言われています。
「結局伸びるんやん!」って思った方。。

この2つの効果を出すのに、最低どれくらいの時間
ストレッチすれば良いか判りますか?

これまた京大の市橋先生による提唱ですが、
僕は一番信頼性があると思っています。

柔軟性upに必要な時間は、
一つの筋につき最低2分です
※連続2分じゃなくてもいいですが

全身には何百という筋肉があります。
全部伸ばしてたら、ストレッチで一日終わります。

本当に伸ばしたい筋肉を、ピンポイントで入念に
ストレッチしないと、現実的に不可能です。

ちなみにキミレンコは2つの筋肉に絞ってストレッチをしています。
毎日休みなく行って、3週間で効果が出はじめています。


身体が硬いって言われてストレッチをして、
どのくらいの人が効果を実感できているでしょうか?
周りに、劇的に柔らかくなった選手を見た事がありますか?

「身体硬いからストレッチしろって言われたけど、
なんぼやっても柔らかくならん〜〜」
って人は、ストレッチのやり方に問題があるのかもしれません。

ストレッチってかなり深くて、書き出したら止まらないので
今日はこの辺にしておきます。

今日の写真/お気に入りの。。
この前エナジーが雨で休みになったので、帰りに
行ってきました!最近は堺東に食べにいくことないからな〜
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どこかわかりますか?



今日はエナジーに行きましたが。。
マリ○ンの来る時間に合わせて雨が。。(笑)
結局中止になりました。

キッズ達は雨の中でも元気!

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純粋にテニスが好きなキッズたち!!
カーキも今日から復帰!


練習は出来なかったですが、何人かの身体を
診させてもらいました。

マリリンは次のステージに向けて
身体作りの内容を一新しました。

地味な努力が身体を変えることを判ってる。
だからトレーニングの意味を理解しようとしてくれるし
余念なく継続してくれる。

そういう選手を間近で見てるから
エナジー選手はみんな身体に興味を
持ってくれます。
非常にありがたい事です。

今日の写真/雨の中でトレーニング
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ファイト!マリリン!
「予防は最良の治療」と言われます。。

テニスの現場では、これまで怪我が起きてからケアするのが
一般的でした。

最近でこそ、ほーんとに少しずつ怪我の予防が
叫ばれるようになってきましたが。。
多くは現場のコーチが手探りで、
「こう思う!」「自分のときはこうだった!」という
経験則に基づいた予防になっている実状でしょう。


僕の場合は医療従事者なので、可能な限り
「根拠」を持って怪我の対処・予防に
当たりたいと思っています。

病院など医療機関では、
EBM(Evidence Based Medicine
:根拠に基づいた医療)
が重要と言われます。

そのケアに根拠はあるのか?
正直、「キッズ〜成長期真っ只中のテニス選手」に
活用できるような「医学的根拠」は、現状あまり
確立されていません


だから、その「根拠」を作りたいと思っています。
今回白川コーチに提案したメディカルチェックは
「根拠」を作るためのデータです。

「○○の怪我をする人は、身体のここが硬い人が多い!
だから事前に□□のケアをしたら、怪我する人が少なくなった!」
っていうのをただの経験じゃなくて数字で出せたら、
現場に使える「根拠」になるんじゃないか?と思っています。

今のジュニアが怪我で苦しまないように。。
将来、怪我で悩む選手が一人でも減るように。。

現場に「エビデンス」を作っていきたいと思います。


今日の写真/マリリン盗撮
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腱反射があって動作が速いから
動画を撮らないと詳しく分析できない。。

「マリリン動画撮らせて!」ってお願いしたら
嬉しそうな顔して「え〜嫌ですよぉ〜〜」って
言われる(笑)
マリリン、明日も撮らせていただきます(笑)



山本トレーナーの強化メニューが更新されましたね!

「プライオメトリック」は、理学療法の分野ではあまり
聞き慣れないのではないでしょうか?

簡単に言うと「瞬発力」を鍛えるトレーニングですね。

理学療法だけでは、「この部分のストレングスが必要!!」と
感じていても、その方法論に今ひとつ欠けることが多いです。

ストレングスの分野はスポーツに関わる上で書かせない所。。
僕も日々勉強です。


ミサポン!!関西小学生、2回戦突破!
試合見てみたかったな〜
明日は勝負どころですね!職場から応援しています!

今日の写真/滋賀の信号機
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ミサポンが試合に行っているのは、滋賀の長浜ですが、
そこよりもう少し北のさむーい所に行くと。。
車道の信号機が「縦」になります!
大人の方はその理由が分かると思いますが
ジュニア達!これ何で「縦」か分かるかな?



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